１．日光金谷ホテル【栃木県・日光市】

～現代と過去、日本と西洋が交錯する不思議な空間～

1873(明治6)年創業、現存する日本最古のクラシックリゾートホテルです。エントランスの木造の回転扉をくぐると、赤絨毯が敷き詰められたロビーがお出迎え。長い年月をかけて増改築を繰り返してきた館内には、日光東照宮を思わせる彫刻や天井絵が施され、見れば見るほど新しい発見があります。

本館奥の展示室には、ホテルの140余年もの歴史をたどる出来事や、国内外の著名な宿泊客たちに関する品々、史料が展示され、一見の価値あり。

明治の趣を今にとどめ、訪れるものを不思議と懐かしい優しい気分にさせてくれます。

日光金谷ホテル
TEL／0288-54-0001
住所／栃木県日光市上鉢石町1300
アクセス／電車:東武日光駅またはJR日光駅より車で5分／車:日光宇都宮道路日光ICより5分

2.奈良ホテル【奈良県・奈良市】

～西の迎賓館と称される壮麗な和洋折衷の建築美～

外国人宿泊客の受け入れを促進していた政府の後押しを受け、1909(明治42)年開業。風光明媚な奈良公園の高台に位置し、文化財指定の旧大乗院庭園に連なっています。

瓦屋根の本館は桃山御殿風檜造り。
奈良の街並みに溶け込む美しい佇まいは、時代に翻弄された歴史を経た今もなお、創業時と変わらぬ姿を今に伝えます。

和と洋を調和させた内装は宮殿の香りをただよわせ、館内に展示される絵画や調度品はいずれも名品揃い。横山大観や上村松園といった巨匠の作品がさりげなく配されています。

3.雲仙観光ホテル【長崎県・雲仙市】

～紳士淑女の社交場だった憧れの温泉リゾートホテル～

雲仙が日本初の国立公園に指定された翌年の1935(昭和10)年に誕生。
「観光」という言葉を冠した日本で最初の避暑地のリゾートホテル。スイスシャレー様式の山小屋風建築は、国内外のゲストの憧れの的となりました。

館内に足を踏み入れると、吹き抜けの大階段、太い梁や磨き込まれた手摺りの高級感ある空間に、色とりどりの手焼きタイル、ゴブラン織りのタペストリー、チェアのファブリックが華やかさを添えます。自然の恵みと共に、ノスタルジックな時間を過ごしましょう。

4.ホテルピエナ神戸【兵庫県・神戸】

～おなかをすかせて臨みたい大充実のホテルビュッフェ～

三宮駅や新神戸駅から徒歩圏内。家具はイタリアのセルバ社製、ベッドは快適な眠りを追い求めるシモンズベッド。客室の扉を開けるとヨーロッパ趣向のインテリアが目に飛び込んできます。
こだわり のアメニティや自慢の朝食ビュッフェ。7年連続全国1位の朝食に注目が集まる「ホテルピエナ神戸」ですが、その高評価を支えているのは、一人一人のスタッフのおもてなしの心。随所でスタッフ同士の連携が感じられるホテルです。

朝のビュッフェを充実させ始めたのは数年前から。神戸という異国情緒溢れる街にふさわしい朝食は何なのか。ホテルスタッフ全員で意見を出し合い、メニューに反映。すると旅行情報サイトの「朝食のおいしいホテル」ランキングで1位を獲得。専任のパティシエが作る約15種類のスイーツも名物のひとつ。最後までとことん堪能するため、前夜は軽めの食事がおすすめです。

5.星野リゾート 軽井沢ホテルブレストンコート【長野県・軽井沢】

～軽井沢の美しい緑に囲まれた非日常の空間で、優雅なひととき～

軽井沢の小高い丘の上にあり、周囲を木立に包まれた環境。客室は全て緑に囲まれた、木の温もりを感じるコテージタイプです。高原リゾートにふさわしい、優雅な朝のひとときを楽しめる朝食は、朝専用のレストラン「ノーワンズレシピ」にて。爽やかな空気を感じながら朝食を味わえます。

「美食の滞在」をお楽しみいただく、瀟酒なリゾートホテル 。夜は敷地内の本格フレンチや近隣のレストランなど気分に合わせて選びたい。迎賓文化に培われた上質なおもてなしと、季節の素材をふんだんに使い細部にまでこだわった特別なフレンチをお楽しみいただけます。今まで培った軽井沢の文化と伝統を守りながら、進化と創造をしつづける美食のホテルです。

6.ホテルグランバッハ熱海クレッシェンド【静岡県・熱海市】

～郷土の味覚×絶景の競演。至福の「熱海キュイジーヌ」～

熱海市伊豆山・標高361mの高台の地に静かに佇む「ホテルグランバッハ熱海クレッシェンド」
その名は18世紀に活躍したJ.S. バッハに由来します。バッハの音楽の持つ、厳かで格調高く、心にすっと入ってゆく自然な美しさをホテルとして表現。心身が癒される静謐な落ち着きと洗練の設え。四季を深く感じさせる心地の良さ。お客様の想いの一歩先をゆくおもてなしは、旅という特別な時間をより豊かにしてくれます。

窓の外に広がるのは、美しい街並みと青く輝く海、木々の緑。一瞬にして日常がはるか遠くに霞んでしまう、雄大な景色を贅沢に一望できます。

「伊豆の自然が育む良質な食材が主役」との言葉どおり、使用しているのは相模湾・駿河湾の魚介、県産和牛、函南の野菜など自慢の地場食材が中心です。食材の持ち味を全面に活かす調理法を駆使し、繊細ながらも斬新で優美な「熱海キュイジーヌ」に仕立ててくれます。

7.リゾートホテル モアナコースト【徳島県・鳴門市】

～全室露天風呂付き、ここは特別な時間が流れる大人の隠れ家～

Moana Coastとはハワイ語で、美しい海という意味です。地中海にある旅篭屋をイメージした本格イタリア家庭料理とメゾネットスタイルの客室。
各部屋ごとに変化をつけたインテリアの家具はイタリアのCASSINA、またはバリで当館のために作られたオーダーメイド品を使用。屋上にはジャグジーバスを完備し、雄大な瀬戸内海の風景を眺めながら、リゾートの空気を感じてください。

新しくオープンした“こだわりの離れ”。眼前に広がる鳴門の海、露天風呂から眺める里山に落ちる夕日は、忙しかった日常を忘れさせてくれます。美しい瀬戸内海から昇る朝日を望めば、また新たな元気をもらえることでしょう。

8.蒲郡クラシックホテル【愛知県・蒲郡市】

～80余年の歴史を刻む老舗ホテルで伝統のフレンチを堪能する～

格調高く華麗な城郭風建築の外観に加え、内装、調度品にはあたたかくて知的な旧蒲郡ホテル伝統のアールデコ様式が生きています。

渥美半島、知多半島に抱かれた三河湾国定公園の中心に位置し、目の前には天然記念物の竹島をはじめ、緑の島々が点在。遠浅の浜辺は潮の満干につれ美しく表情を変え、四季を通じて東海の散策の旅が楽しめます。

三河湾を見下ろす海浜の丘の上、格式高きメインダイニングでいただくのは正統派のフルコース。三河湾で獲れた海の幸をはじめとする豊富な地場食材が、洗練された一皿一皿に仕立てられていく。国の天然記念物に指定されている竹島を望む絶景も、記念日に華を添える御馳走です。

9.ホテル南風楼【長崎県・島原温泉】

～有明海が目前に迫る特別室で爽快な海景色と過ごす記念日～

日本最初の国立公園『雲仙温泉』から車でわずか約40分。
清らかな湧水にあふれる水の都・島原温泉にたたずむ海辺の宿。
対岸の熊本から昇る朝日の光景は、絶景のパワースポットとして大人気です。

島原随一の源泉かけ流し露天風呂からは、碧く輝く有明海 島原湾と1,000坪庭園が望める最高の立地。湯量は豊富で「天空露天風呂～有明海」「島原湾を望む大パノラマ～黄金の湯」などの多彩な温泉をお楽しみ頂けます。
全面海に面した露天風呂から見る眺めは、素晴らしい旅のワンシーンを演出するとともに、忘れられない想い出となるでしょう。

島原半島の新鮮な旬食材をふんだん使った島原・雲仙の郷土色豊かな料理は全て手作りにこだわっており、上質な創作京風会席が堪能できます。

10.ホテル竜宮 天使の梯子【熊本県・松島温泉】

～島影連なる天草の海。自然が織り成す壮大なアートを心ゆくまで～

熊本県の西部、大小20余りの島々からなる天草地方。群青色の海を彩る多島美が、日本三景の一つ、宮城県松島に似ていることから「天草松島」の名がついたとか。その美景と共に天草の美食を堪能できる宿が「ホテル竜宮 天使の梯子」

テラスには松島温泉が注ぐ露天風呂、窓辺には小上がりも。ゆったりと気の向くままに部屋の各所から味わい尽くした景色が、真骨頂を発揮するのは夕刻。黄金に輝く夕日が島影へ沈み、海と空の境には何色もの絵の具を繊細に塗り重ねたような壮大なグラデーションが。

洗練された空間と一幅の絵画のような海景色。
濃淡様々な小島を浮かべた内海の穏やかな眺めが、静謐な滞在を約束してくれているようで、疲れが一気に吹き飛ぶような至高のひとときを味わえます。